コーレス(Colles)骨折の受傷日から1週までの経過

コーレス(Colles)骨折の受傷日から1週までの経過は、大体次のような経過です。


骨折部の安定性はなく、骨折部の血腫で炎症性細胞が増殖し骨折部の吸収が始まる炎症期で、レントゲン上骨折線が見えているが、仮骨はない。


手指がソーセージのように腫れるので、可動域が制限される。患肢を高く上げて、近位側をよくマッサージすると腫れが改善します。最も障害を受けやすい長母指伸筋腱のチェックする。


拘縮を予防するため手指と母指を自分で動かせる範囲で運動をします。また、ギプスで固定されていない関節、例えば肩関節は動かした方がよい。


手指の腫れがひけば、小指外転筋や母指対立筋の等尺性運動を行い、健側の手で患側の手指に抵抗を加えて内在筋の筋力を維持するように運動を行います。


要するに、骨が折れて1週間は、ギプスで固定されていますので、痛みそのものは無いのですが、とにかく手の甲や指がはれます。腫れがひどいとギプスの中で圧迫されて痛くなってきます。


できるだけ、折れた方の手を上に上げて腫れがひどくならないようにして、骨折と関係の無い関節は自分でできる範囲で動かしましょう。私は、四六時中、動かしていました。幸いにも、動かすことで手指の腫れは、2日ほどでおさまってきてその後は腫れは無くなってしまいました。



この時期少しでも骨を強くしようと考えて参考にしていたのが骨を強くするおいしいレシピです。




また、こんな本も後々参考になるだろうと思って目を通していました。生活機能障害別・ケースで学ぶ理学療法臨床思考です。


整形外科Nursing Note



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